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〈 設計 〉

​株式会社DIGDESIGN(建築、外構、緑化計画)

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〈 施工会社 〉

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​植栽 : 石神生花店

〈 お客様の声 〉

  coming soon...

チェロ弾きの家(パティオ)

所在地:東京都足立区

庭面積:13㎡(タイル部分含む)

テイスト:トロピカルガーデン

 足立区の大通りに近い戸建て住宅。施主はセカンドライフを楽しむご夫婦2人です。家で過ごす時間が長いため、中に居ても外の気配が楽しめる住宅を考えました。

 

 沿道近くに建つこの建物に関しては、防音の観点から高さや開口率について地区計画での制限が設けられていました。しかしただ壁を高くするだけでは家の中が暗くなってしまいます。そこで私たちはパティオ(中庭)を設け、光と風を入れることを提案しました。

 このパティオはLDK、寝室に面する形でコの字状に配置されています。キッチンで料理するとき、リビングでくつろぐとき、寝室でゆっくりするとき。どんな時も目で見て楽しめるよう、パティオに植物を取り入れる計画を考えました。

 住宅のアプローチにはロックガーデンを設けたため、中庭は別の雰囲気を楽しめるようにジャンルを変えることを検討しました。ここは壁が高く、アプローチのように1日中燦々と光が注ぐ場所ではありません。私たちは山や森でも足元で生えているような植物が適していると考えました。定めたテーマはジャングル。熱帯の緑がひしめく場所です。

 

 ジャングルで育つ南国の植物は、温帯気候である日本で育てることが難しい品種も多いです。1年中問題なく育てられ、南国の香りを醸し出せる植物を探し、植木屋さんとも打ち合わせを重ねました。そこで選ばれたのはセローム、フェイジョア、そして日本の庭でもよく見られるマホニアコンフューサ(ヒイラギナンテン)です。

 床にはスコティッシュペブルという丸みのある石を敷き詰めました。濡れると色が変わり違った雰囲気を楽しめます。より自然を取り込むために岩も配置しました。

 壁の色は気分を明るくしてくれる黄色で、タイルもそれに合わせてピンクと黄色が混ざった天然石を選定しています。

 植物

 フェイジョア , セローム , マホニアコンフューサ

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